人生100年時代を生き抜くために、お金のことを知り、お金を味方につけていくことが不可欠である。
・年末調整は、毎月の給与から差し引かれている所得税額と実際の税額とのギャップを再計算し、税額を確定するために行われる。
◎金利は利子であり、金利のとらえ方は立場によって異なる。
お金を借りる立場⇒ 利子があまりつかない「低い金利」がいい金利。
お金を貸す立場 ⇒ 金利が多くつくと返してもらえる金額が増えるため、「高い金利」がいい金利。
・景気が悪くなると、一般的に金利が下がる。お金を借りやすくなるように、日銀が金利の引き下げを行い、それに連動して銀行から借りるときの金利と預けるときの金利が下がるからだ。
・金利は景気や物価などが複雑に影響するが、日銀の存在が大きな要素になっている。
・銀行にお金を預けることは、お金を銀行に貸していることと同じだから、預金には金利が上乗せされている。だから、銀行からお金を借りるときは金利が低いほうがよく、銀行にお金を預けるときは金利が高いほうがいい。(日本銀行=銀行にお金を貸し出す銀行、どこの銀行も日銀からお金を借りて経営をしている)
・市場のお金が増えると、企業や個人の収入が増えやすくなる。そうすると、高い金利を払ってローンを組もうとする人が減る。銀行はローンの借り手を増やすために、金利を下げる方向に動く。逆に市場のお金が減ると、「金利が高くても貸してほしい」という企業や個人が増え、金利は高くなる方向に動く。
・景気が悪くなると、一般的に金利が下がる。不景気になると、経済を活性化させるために市場のお金を回す必要がある。金利が高いと借りたくても借りられないということが起こり、お金を借りたい人が借りやすくなるように、日銀が金利を下げようと動く。
・源泉徴収=会社が税務署の代わりに、従業員にかかる税金を毎月あらかじめ引いておくこと
・源泉=金銭が発生するところ。源泉徴収⇒税金が発生するタイミングで引いておく
所得控除のひとつ社会保険料控除
⇒会社で働き始めたときに加入する 健康保険・介護保険・厚生年金・雇用保険・労災保険 をまとめたもの。(生命保険などとは別物) 会社員の場合、労災保険以外の4つの社会保険の保険料については、社員と会社が折半して日本年金機構に支払う決まりになっている。これらも源泉徴収と同様、毎月の給料から社員の負担分が差し引かれる仕組みであり、労災保険に関しては、会社が労働局や労働基準監督署に納付している。
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