怒りが消える心のトレーニング

◎アンガー(怒り)マネジメントとは怒らないことではなく、怒りをコントロールすること。人間が生まれつき持っている感情であり、この怒りと適切に付き合って、コントロール下におくようにする。 そして自分を変えることを目指す。

◎アンガーメネジメントは技術であり、後天的に身につけられる。アンガーマネジメントを身につける為には、①技術を学ぶ ②失敗を重ねながら練習を続ける ③さらに意識的に練習を続ける ④他のことをしながらでもできるようになる といった段階を踏んで上達していく。

◎トレーニング法⇒怒りが湧いてきたら、6秒間だけ待ってみる。人は怒りが生まれてから6秒あれば理性が働くそうだ。 6秒間ゆっくり数える。深呼吸をする。心を無にする。これは瞑想に近い。

◎怒りと関係のないところに意識を向ける。グラウンディング⇒今、この場所のことだけを考える。目の前にあるものをひたすら観察する。例えば、数、色、材質、造形、触り心地などに注目する。未来でも過去でもない、今この場所のことだけを考える。

◎怒りのレベルを測ることで、客観的に見て冷静になれる。自分の怒りの傾向が分かる。

レベル0~1→穏やか  レベル2~3→不愉快  レベル4~6→腹が立つ  レベル7~9→爆発寸前  レベル10→爆発に達する

◎記録によって自分の気持ちを客観視する。①アンガーログ⇒怒りを記録するどんなことに、どの程度怒りがあるかを知る。 ②べきログ⇒他人に対して〇〇するべきだ、という考え方(コアビリーフ)を見直して、許せる・許せない・まあ許せるといった3段階のまあ許せる(自分の許容範囲)を広げる。③ハッピーログ⇒想像以上に、毎日たくさんの幸せを感じている。小さな幸せをその都度メモするで、幸せを自覚しやすくなる。

アンガーマネジメントを使って、あまり怒らず、良い人生を手に入れていこう。実践あるのみ!

記載事項 ・対症療法・習慣・心の持ち方・上手な怒り方のルール 

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