フットボールネーション5

プロになることがアガリだとすると、伸び悩む可能性が高い。どんな職業でも、「なる」ことより「なった後」にどうするか?の方がはるかに重要である。

ミドルロングパスの精度について

正確にボールを蹴る技術が必要なのは当然として、精度の高さは「距離感をちゃんと掴めているか」がとても大事。

→ 「深視力」と呼ばれる視力 目から入って来る情報を脳が処理して初めて「見える」である。

深視力=距離感は、左右の目から入った情報を脳が処理して得られるから、例えば左右の視力が極端に違う人なんかは不利になる。

首が傾いているのではなくて、体幹が傾いているのに、目線が水平に保たれている。 地面(水平線)と左右の目(結目線)が平行。両目を結ぶ線=結目線(けつもくせん)が水平に保たれている。

結目線が水平 ⇒ 頭の軸が垂直ってことである。意識してやるのではなく、一流アスリートは無意識にそれをしている。

身体の軸・体軸・地球の重力と折り合いをつける「垂軸」も揃っていないと意味がない。

結目線が水平=頭の体軸(頭軸)が垂軸と一致していることは、深視力と共に決定力にも深く関係している。

体勢が崩れても、頭がブレない。周辺視野の広さが卓越すれば俯瞰力も手に入る。

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