フットボールネーション4

体形の違い(浦安大と東クルの場合)

浦安大:下半身がゴツいわりに上半身が貧弱。背中が丸まって縮こまっている。フィジカルトレーニングが必要。

東クル:背筋がスッと伸びてる「軸」を持っている。

日本人はイメトレを軽視し過ぎた。環境の差は大きい ⇒ 無料でゴールデンタイムにチャンピオンズリーグを観れるスペインと有料でやっているのを観ている日本の少数の子供。

イメージの共有が戦術の理解に繋がる。最も大切なのは、そのイメージを身体のどこでするのか?

脳が身体を、筋肉をコントロールしている。

日本には、攻撃的サッカー = 守備を軽視していいではないことを、分かっていない指導者が多い。本当に強いチームは守備もいい。

身体に持っているポテンシャルを最大限に発揮できるのは、後頭部の下の方にある小脳が発達しているからである。

小脳は、俗に言う「動物脳」の一つ。頭で働かせようとしても、働いてくれない。チーターの場合(狩りの時)、もも裏のアクセル筋を使って走ろうとか考えていない。小脳は大脳より古い脳で、動物は脳全体における小脳の比率が人間よりデカい。大脳が「人間脳」と呼ばれているゆえんである。

意図的に働かせられない小脳 = 動物脳  「テクニック」がスムーズで見事に繰り広げられるかは小脳の働きにかかている。その時、筋肉は何も考えていないし、何も憶えていない。筋肉を動かせるのは脳のみである。

考えて動かす大脳 = 人間脳 大脳が筋肉に動けと命令している。大脳が担っているのは、サッカーの「テクニック」部分。

身体の使い方のクセで、筋肉の付く場所・形・量が違ってくる。⇒ 同じスポーツをやっていても体形に違いが出る。

身体の「軸」の形成には、背骨の状態がとても重要である。垂軸をキープしたまま、背骨が緩んで自由自在に動ける状態にあること。

背骨が屈曲して固まると、股関節の動きを制御する大腿直筋に力がかかり、大腿直筋が発達してしまう。

サッカーは足でやるってことを忘れて、頭を空っぽにして(ボール遊ぶ→身体もコントロールできる)(×ボール遊ぶ)ボールをコントロールしようと頭で考えない。全身の力を抜く「脱力」が体幹からのコントロールに繋がる。

懐の深いボールの持ち方 = 身体の真下にボールがある。見なくてもボールが蹴れる。とられない、倒れない。

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